環境と人材育成への取り組み

環境への取り組み


素材を活かす

 

京都・西陣は古より天然繊維(絹糸など)を中心として高級路線での商品作りが盛んであった。

★天然繊維とは・・・、この自然界にもともと存在する天然の繊維。代表的なものに絹(蚕の繭)、綿、麻、羊毛など、太古から存在する繊維を言う。西陣織はこれら天然繊維から原料とし生産の中心としている。最近では、単なる高級品というより、地球の環境汚染などもあり、天然繊維はエコな素材と言う認識が高まっている(写真は、絹糸の織物)

しかし、近年では若い職人の感性やチャレンジによってさまざまな新しい素材(化学繊維や飾り糸)などにも挑戦している。

 

CO2排出量削減 (地球の温暖化を防ぐために・・・)

CO2排出量削減

ソーラー発電機を本社に設置、自家発電し電力の削減に努めています。工場内に使用する電球を白熱灯からLED電球に切り替えています。

サスティナブルな社会を目指して (単なる高級素材ではなく、未来へ続く素材探し)

廃棄物削減

弊社は天然繊維から化学繊維まで扱い。化学繊維に関してはペットボトルの再生糸など環境に配慮した原材料にも対応しています。また原料の残り糸でこれまでは廃棄していた。縦糸・横糸を再利用してアクセサリー等の小物製品を製作しています。

○PLA(ポリ乳酸繊維)…地球環境の悪化を防ぐため化石燃料から精製される化学繊維ではなく植物由来による化学繊維。天然繊維同様に自然分解しサステェナブルな社会を実現できるプラスチック繊維として現在注目されている。

リサイクル(ペットボトル再生糸

○○○○

○ペットボトルを再利用した紡績糸を横糸にした織物を試験織りしています。


SDGsと環境保護…他府県の産業などとコラボし、製造過程で生じる残糸や、国産竹100%で作った紙を使ったメモリアルノートなどを生産しています。

 



人間形成への取り組み(福利厚生と次世代のために・・・)
育成
教育・成長へのこだわり・・・

 


550年を有する歴史の西陣織を育んだのは、職人の技術形成にあります。弊社は古からの伝統と人間の成長をテーマに、この問題に取り組んできました。それは言わば学校教育と似ています。職人は、自己の心と技術を磨くために絶えず修練を必要とします。それは幼子から成人する過程での教育にも似ています
学校教育が社会人としての人間形成を目的とするように、我々も職人という立場の中で単なる技術教育だけでなく人としての目標や生き方を形成する助力を絶えず心がけています。そのために2022年度より、弊社は見学はもとより各大学や専門学校へのインターシップ制度への協力も薦めております。2022年度においては、嵯峨美術短期大学より2名、そして2013年度においては、京都先端科学大学より1名の募集を得ており、日本の古い職種である西陣の職業現場の体験をしてもらっています。
2023年春には、大阪の東洋きもの専門学校にて、西陣織に関する講義を開講し若い生徒さんらに伝統産業の現場の事を知ってもらいました。
(2023年4月 東洋きもの専門学校にて)

また弊社社員一人一人の技術教育のために、関連業者や施設への訪問や見学など、社会人として教養を育みながら技術教育なども行なっています。

 

(京都の地域産業を支える公的機関である、産業技術研究所での講習や、訪問も若い職人達の技術修練の場として利用しています。)

 

 

★インターシップ制度の導入 と技術継承

《お問い合わせ》

e-mail;

horikawa_koubou@mbr.nifty.com


☆各種お問い合わせ、または見学やインターシップのお申し込みは、以上のメールアドレスにお問い合わせください。